音声ガイドは黒子のように作品に寄り添う存在、且つエンターテインメントであるべきです。
まるで映像を観ているかのごとく自然に頭に入ってくる内容であることは当然ですが、音声ガイドが自己主張し過ぎると作品の製作者の意図から逸脱してしまい、逆にまるで存在感がない一本調子なものも飽きてしまいます。
主な視聴者の対象が「見えない・見えづらい人」であるからこそ、シーンの特徴やユーザーの気持ちなどを熟考し、程よく、ここぞというときには演出をきかせてダイナミックなガイドにする、この塩梅こそ音声ガイド制作のプロならではのノウハウです。
<本編の主人公が男性だから、ナレーターは女性>という旧弊な慣習にとらわれることなく、あくまでも素材の内容に寄り添ったうえでのキャスティングや演出にこだわるのは、音声外制作会社 スタジオカナーレの特長です。